幸せを約束する聖書の言葉

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み国(神の国)の到来

 ダニエル書2章44節、45節には、永遠の神の国が樹立されることが描かれています。

 

 天の故郷と呼んでいる神の国です。


 「この王たちの時代に、天の神は一つの国を興されます。この国は永遠に滅びることなく、その主権は他の民の手に渡ることなく、すべての国を打ち滅ぼし、永遠に続きます。山から人手によらず切り出された石が、鉄、青銅、陶土、銀、金を打つのを御覧になりましたが、それによって、偉大な神は引き続き起ることを王様にお知らせになったのです。この夢は確かであり、解釈もまちがいございません。」


 ところで、この神の国は、いつ起るか、どのようにして起るかというと、それは、地上の王国の終わりに起るということ、それと、地上の王国全てを破壊して、神の国が樹立されるということです。


 ダニエル書2章1節を見ると、


 紀元前603年に、ネブカドネツァル王が夢を見て、悩んだことが記されています。


「ネブカドネツァル王が即位して二年目のことであった。王は何度か夢を見て不安になり、眠れなくなった。」(ダニエル書2章1節)


 2章を読んでいくと、夢は、神様が新バビロニア帝国のネブカドネツァル王に与えたことが分かります。


 29節を見ると、何故神様がネブカドネツァル王に夢を与えたかが知らされています。


 「お休みになって、先々のことを思いめぐらしておられた王様に、神は秘密を明かし、将来起るべきことを知らせようとなさったのです。」

とあります。


 将来、自分の国は、どうなっていくのか、もっと大きく考えるならば、世界はどうなっていくのか、寝に付く前にあれこれ考えている王に神様は夢を通して示したのです。

 
 その夢が、どのような夢であり、どのような意味を持つのか、王様に解き明かしをしたのが、ユダから連れて来られた、まだ20才を出たばかりの少年ダニエルでした。


 ダニエルが、その夢が、どのような夢であるかを、他の友人たちと祈り求めた時、神様から教えられたのです。


 その夢というのは、2章31節から35節までにあります。

 「王様、あなたは一つの像を御覧になりました。それは巨大で、異常に輝き、あなたの前に立ち、見るも恐ろしいものでした。それは頭が純金、胸と腕が銀、腹と腿が青銅、すねが鉄、足は一部が鉄、一部が陶土でできていました。見ておられると、一つの石が人手によらずに切り出され、その像の鉄と陶土の足を打ち砕きました。鉄も陶土も、青銅も銀も金も共に砕け、夏の打穀場のもみ殻のようになり、風に吹き払われ、跡形もなくなりました。その像を打った石は大きな山となり、全地に広がったのです。」(ダニエル書2章31節から35節)


 そして、その解き明かしが2章36節から記されています。

 
 神様はネブカドネツァル王に、各国の歴史の支配をたどって、終わりに、神の国が立てられ、永遠に続くことを示されたのです。


 ネブカドネツァル王やダニエルの時代から今日の時代までを考えると、金の頭の方から足の方までに至るには、大分時間がかかるように思えます。


 現在、私たちは足の時代に生存していることになります。いつ岩が飛んできて、粉々に神がこの世の支配を砕いてもおかしくない時代に私たちはいるということです。


 私たちの立っているところは、ダニエル書によれば、終わりの時代、人類の終極にあたることがわかります。


 そして、神の国がはじまるのです。


 私たちの目に見える神の国は、イエス・キリストが再び天より、千々万々の天使たちを引き連れ、この地上にお出でになる時はじまります。


 天に、神の都があって、イエス・キリストはご自身を信じた者を引き連れて、天の都へまた行かれるのです。


 私たちは、イエス・キリストが再び地上に来られることで、亡くなった人たちが甦り、共に再会して、キリストと共に天のみ国へ行くのです。


 多くのクリスチャンが、具体的に天国を説明する教理に違いはあっても、天に神のみ座があって、そこに自分たちの都、故郷があると信じてきたことは間違いありません。


 ダニエル書2章の神様が、ネブカドネツァル王に与えた夢に関する限り、神のみ国へ行く日は近づいているといえます。


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